本気出せばヲタ卒なんていつでもできるし。

社会人ジャニヲタがジャニーズとヲタクに関して勝手に考察しているブログです。

ヲタクを公言するかしないか、それが問題である。

一般的に「ヲタク」というと、やはり陽より陰のイメージである。

なので、周りに引かれることを恐れて「ヲタクである」ということを隠して

隠れキリシタンみたいな状況で生きている人もいる。

私は前の職場では、オープンにしていた。

そもそもどっぷりのヲタクではなかったのでコンサートに行くみたいな感じで

軽く周りにも言ってたのだけど、

そのうちどっぷりの様相を呈してきても、まぁそのままヲタクであると言い続けてきた。

元々女性が多い職場で、ジャニヲタもちらほらいたしジャニヲタではなくても違うジャンルのヲタクも多かった。

オープンにしたことで「○○さんが今好きな人ってどの人?」とか興味を持ってもらったこともあるし、何より周りが私のヲタ活に協力して頂いて、休みも快く許してくれたことが大きい。

「この人はジャニーズが全てなんだ」というのが周りに伝わっているので、結構全力でサポートしてもらえた。

忙しい時期に舞台が1ヶ月かぶったことがあった。

数日ならば休みをもらえるが、1ヶ月となるとそりゃ全部休むのは無理な話だった。

そこであきらめればいいのだが、いかんせん全力な私は、まず当初予定していた家族との海外旅行をキャンセルし、定時ダッシュして遅れてでも毎日行くことを選択した。

その時期忙しかったのでみんな7時くらいまでは残業していたが、「10月になったら頑張るので!」と言ってみんなに許してもらって、毎日定時ダッシュして駅から劇場まで全力で走り、18時開演の舞台にいつも18時25分頃に着席していた。

そこまでして毎日頑張っていたのも今となってはちょっと意味分からないが、当時は関西Jr.が東京で見れるということは快挙だったので、絶対に逃したくないと思っていた。

 

しかし、次の会社ではジャニヲタであることを隠すことにした。

隠すということは、周りにどう思われるかが心配という心理から来ているものである。

心のどこかでヲタクであることの後ろめたさみたいなのがあるのだと思う。

 

ヲタクを辞書で引くと

 

「ある事に過度に熱中していること。また、熱中している人。」

 

 

と出てくる。((デジタル大辞泉 より)

(ちなみに余談だが、今ネットで「オタク」と検索したら予測検索みたいなのに

「オタク きもい」って出てきてへこんだ)

この「過度」っていうところがマイナスのイメージをもたらす。

つまり「やりすぎだよ・・・」ってことである。

どこら辺が行きすぎなのかという点は人それぞれなのだろうが、

「同じ公演に10回20回も入る」

「コンサートのために地方にも行く」

「1公演に5万も10万も積む」

「CDを何枚も買い込む」

「そもそもアイドルにお金をかけるなんて信じられない」

 

みたいなことが、全て一般の方々には理解できないようである。

私は基本的に一般に理解されようなんて思っていない。

自分でも「やりすぎかな」なんて十分わかっているし、周りの人にそう思われるのも無理はないと思っている。

ただ元々友達だった子たちにとって、私がジャニヲタかどうかで関係が崩れるものではないので隠す必要もない。

ジャニヲタである私という人物をまるっと受け入れてくれている(と思っている)。

しかしながら、それが会社となると話は別である。

全てはお金が絡むビジネスの場であるため、友達とは違うので相手がどのようなプライベートを持っているかということは全く関係ないのであるが、一人ひとりに対して深いところまで知らないことが多いゆえ1つの要素がその人自体の印象を変えてしまうことが大いにある。

友達であれば色々な面を見てくれて人間性を感じ取ってくれるが、仕事の場だとそんな時間もないので、この人はジャニヲタなんだとわかった時点で結構なインパクトを与えてしまい、「陰」の印象を与えかねない。

もちろん「ヲタク」というだけで全ての人間性を判断するような視野の狭い人間はあまりいないとは思うが、それなりのインパクトは与えるであろう。

であれば、あえて職場でヲタクを公言しなくてもいいのではないかと思って現在は隠れキリシタン状態である。

ヲタクを公言して良いことは、周りに理解を求められれば色々と協力してくれることである。

逆に言えば、ヲタクを公言していないと休む時の言い訳に苦慮する。

半年に1回くらいであればまぁ適当な理由をつけて休めるが、これが1ヶ月に何日もとかなると「旅行?」とか聞かれるのだが、もし遠征なら「旅行です」と答えてお土産を買ってくることができるが、現場が近場だったりするとお土産を買ってくることさえできない・・・

しかしながら、ヲタクを公言したとしても周りから理解を得られなければまだ隠している方がやりやすいとは思うので、状況によって判断することが必要だろう。

 

とはいえ、「ヲタクであること」は決して悪いことではないし、特にジャニヲタは意外に世間にはびこっているので案外公言したら「実は私も・・・」という人もいるかもしれない。

自分にとってヲタ活がしやすいようにするのが一番であろう。

 

そう考えながらも、今日も私は隠れジャニヲタリアンとしてひっそりとデスクに座っている。