本気出せばヲタ卒なんていつでもできるし。

社会人ジャニヲタがジャニーズとヲタクに関して勝手に考察しているブログです。

担当は年下か年上か

 

あなたの担当は自分より年上ですか?それとも年下ですか?

 

初めてジャニーズを好きになったのは幼稚園の頃だったのでその時はもちろんその人は年上だったが、中学生になって好きになった人も4つ上の人であった。

まぁ中学生だとJr.を含めてもほとんどのジャニーズがまだ年上になるとは思うが、やはり中学生の頃は自分より年上の人への憧れ的なものをあり、お兄さんのような感じで好きだった。

高校生になり私はヲタ卒をするのだが、その後何年かあとに出戻りしてきて同年代を好きになったのだが、その後私は初めてガツンと年下を担当とした。

もちろん最初は「こんな年下の担当と名乗っていいのかな」という迷いがあった。

私はそれまで自分よりだいぶ年下のアイドルを好きという人はどういうスタンスなんだろうと思っていた。

例えばタッキーなんかはとてもおばさま方からの支持が厚く、初めてタッキーの舞台を見に行った時に杖をついたおばあさまも来ていらっしゃったりしてとても驚いたことを覚えている。

「母親目線で好きなのかな?」とか「弟みたいにかわいいと思って好きなのかな」とか思っていたけれど、いざ自分が5歳以上年下を好きになってみると、全然そうでなく同年代の自担を好きだった時と全く同じスタンスで「好き」なのである。

私はあまり自担に対して「かわいい」という表現をしない人で、逆に「カッコイイ」と思える人を自担にするタイプなのだけれど、年下の自担を「カッコイイ!」と心から思っているし「まだまだ子供だな~」みたいな上から目線みたいなことはしないし、何なら私は自担と同じ目線まで自分を下に持っていっているのだと思う。

つまり、年甲斐もなく自分の年齢を完全に棚に上げている。

 

現実の世界で、たとえば20代半ばとか30代の人が高校生の男の子に恋していると聞くと、いささか危ない匂いもするのだけれども、あくまでアイドルとファンという位置づけにおいてはこれくらいの年齢差はよくある話である。

一般的にヲタクではない人に「高校生のJr.が好きなんだ」と話すと100%の確率で、「それ大丈夫!?笑」という反応を示される。

常々ジャニヲタと一般人の根本的な考え方の違いを色々な局面で痛感するのだが、これもまたその例なのかもしれない。

一般人に、20代にもなって「ジャニーズが好き」と言うと「いい加減現実見なよ!ジャニーズと結婚できるわけじゃないし!」と言われる。

しかしながらこちらからすれば、自担と結婚できないことは当然分かっているし別に結婚しようと思ってジャニヲタをしているわけでもないので、十分現実を見ているつもりである。

もちろん結婚してくれるなら大歓迎なのだが、そういう話ではなく手の届かないところにいるアイドルを見ながら「カッコイイ」やら今日の公演はここがどうだったやら言っているのが楽しいわけで、本気で結婚するために現場に通っているわけでもない。

既にここから一般人とジャニヲタの間で全く理解しあえない溝があるのだが、同様に「一回りも違うアイドルを好きなんて信じられない」というのも一般人には到底理解できない思考なのかもしれない。

逆にこちらからしたら「アイドルだからこそ一回りも違う人が好きなんです!現実世界ではDKに手出そうと思わないし!!健全!!!!」と声を大にして言いたい。

当たり前だけど現実にいる男とアイドルの男は違う。

双方向のコミュニケーションはなく常にこちら側からの一方通行である。

雑誌やテレビ、公演中の様子でしか自担の発言を聞くことはできないし、本当にこの人がどんな人かは全くわからない。

相手は自分を嫌いになったりケンカをしたりすることがない代わりに好きになることもない。

だからこそ年の離れた自担を「好き」でいれるのではないか。

 

昔、こんな話を聞いたことがある。

 

「自分の子供よりうちの犬のほうが百倍もかわいいわ~」と冗談で言う親がたまにいるけれど、それは犬は言葉を話さないから人間は都合のいいように解釈するからだ。

子供だったら反抗期に「うっせーな!クソババア!」と母親に言うかもしれないが犬はそんなことは言わない。

実際心では思っているのかもしれないけれど、こちらとしてはそんなのはわからないので「この子私のこと大好きって言ってるんだわ!」と勝手に解釈しているのだ。

だからペットは人間に好まれる。

言葉を話さない分自分の想像で自分に都合のいいように捉えるからだ。

 

この話を聞いた時なるほどと思った。

もちろんペットにだって心があるし「その感情を私はいつも理解している!」と反論する方もいるかもしれないが、家族であってもなかなか人の本心を知ることはなかなか難しい。

だったら言葉をしゃべれないペットであればなおさら難しいだろう。

 

これと一緒で、アイドルというのは決して自分と1対1で対峙してコミュニケーションを取る事はないので、アイドルの本当の姿というのは見えない。

だからこそ「アイドル(idol)=偶像」と表されるように、ファンが勝手に「こういう人だろうな」とか「こんな風に思っているんだろうな」とか想像することで思いを膨らませることができる。

もしかしたら本当に自担と接することができたら「あれ?やっぱり子供だな・・・」となるのかもしれない。

しかしそれがアイドルで全てが見えないからこそいくら年下でも純粋に「好き」という感情が成り立っているのだ。

 

やっぱりジャニヲタは楽しい。

アイドルは偉大である・・・。

 

 

 

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