本気出せばヲタ卒なんていつでもできるし。

社会人ジャニヲタがジャニーズとヲタクに関して勝手に考察しているブログです。

ヲタク=楽しい を最優先に

ヲタクをしていると知らないことがたくさんあって、茶の間時代には想像もつかなかったような世界が広がっていることに驚く。

それは単純にアイドルとファンという関係ではあるものの、やはり人間の「好き」という感情で成り立っているがゆえ、ヲタク側には勝手に色々な感情が渦巻くのである。

それゆえチケットの当落やら担降りやらヲタ友との関係やらで、めんどくさいなーと思ったことは誰でもあるのではないか。

私は思考的には比較的ライトなヲタクだと自負しているのだが、たまにこんなに病まなくても・・・と思うほどよく病んでいるヲタクもいる。

病む理由は人それぞれだけど、周りがたくさん公演に入っているのに自分は入れないみたいな、自分の都合に病むとかではなくて、例えば自担が干されているとか、グループ内格差が気になって自担の気持ちを考えると胸が痛むとか、少年収で先月よりラインが下げられているとか、自担に思いを馳せて病むパターンをよく目にする。

とっても感受性豊かな方なんだろうと思うし、自分の好きな人が苦しんでいる(であろう)と思うと、こちらも一緒になって悲しむというのは、人の気持ちに寄り添うことの出来る素晴らしい人だと思う。

家族であろうと友人であろうとアイドルであろうと、自分の好きな人には幸せであって欲しいと思うし、自然な流れなのかもしれない。

ただ相手がアイドルという立場になると、実際に「大丈夫?」などと声をかけることもできないし、本人が本当のところどう思っているのかを直接聞くこともできない。

想像することしかできない側としてはなおさら心配してしまうこともあるかもしれない。

ヲタクとしてできるのは、ファンレターを書くとか、雑誌のアンケートを書くとか、CDやDVDを買うとか、ただただ地道に応援することだけである。

しかし、やはりそれだけしかできない自分がもどかしくて落ち込んでしまったり、ひいてはもうファンをしていることに疲れてしまったりする人もいるかもしれない。

 

ただ、ヲタクをするうえで絶対忘れてはいけないのが、「ヲタクであることを楽しむ」ということである。

ヲタクは仕事でもなければ義務でもない。

ある日突然「やーめた!」と放り投げても全く問題ないのである。

自らの選択によりヲタクをしているということを決して忘れてはいけない。

私のようにジャニーズを生活の軸に置いてしまっている重症患者においても、誰かにそれを強制されているわけでもなければそれを止めたからと言って食いっぱぐれるわけでもない。

なので、辛いと思えばすぐに止めていいし楽しいと思えば続ければいい、また一旦止めて出戻ることも自由だ。

“Depend on you” である。

そう思うとふと、心が軽くなりはしないだろうか。

 

「私がいるこの世界は、私次第で出たり入ったりできる」

 

そのように考えれば、入りたい公演のチケットがなくて「キー!!」ってなったり、自担が自分の後ろだけファンサしてスルーしていってもやもやしたり、担降りしようか悩んでいたとしても、

「まぁこの世界をコントロールしているの私だから。」と思って、一旦この世界から外に出ることも可能なのだ。

ヲタクをするのであれば、やはり楽しくやりたい。

日々日常生活を過ごしていれば、辛いことや大変なことは絶対にある。

そこから少しでも放たれるためにヲタクをしているのに、さらにヲタクの世界で辛いことや大変なことを抱えていたのでは意味がない。

所詮アイドルとファンという関係である以上は、自分本位になることが一番である。

自分の生活を犠牲にしてそのアイドルに費やしたとしても、悲しいかな、そのアイドルは本人の生活を犠牲にして自分に直接的に何かをしてくれるわけではない。

だからこそ、自分だってもっと自由になっていいはずである。

 

「ヲタクちょっと疲れたなぁ・・・」と思った時は、誰の許可も得ずにさっと離れてみればいいのだ。