本気出せばヲタ卒なんていつでもできるし。

社会人ジャニヲタがジャニーズとヲタクに関して勝手に考察しているブログです。

なぜ「浮気」を嫌うのか

私はジャニヲタにも関わらずジャニウェブに契約していない。

自担が連載しているわけでもないので、いいやと思って登録していない。

昨日夜中に色々な方のブログを漁っていたのだが、その時に初めてジャニーズWEST中間淳太くんの連載が話題になっていたことを知った。

「あー!淳太くんの『浮気毛嫌い』まだ健在なんだなー!」と思って、私は嬉しくなったのだが、該当担の方々にとっては物議を醸したようだった。

 

私が関西Jr.のファンだった頃から淳太くんはいつも「浮気はやめて」と言っていた。

雑誌で「浮気する人は素焼きにします」と発言していたことはあまりにも有名である。

他の方のブログを読んでいると「これはキャラだから」って言っている方もいたのだが、関西Jr.の頃から見ていた私からすると結構ガチで言っていたように思う(笑)。

松竹座でのコンサートのMCとかでも普通のトーンで「俺のうちわ持っている子がいる!と思って、その子のこと見ると違う人を見てたりする。そういうのはやめて欲しい」とか言ってた気がする。

昔話題になっていたエピソードがあって、松竹座でのコンサートの時あるファンが片面が淳太くん、もう片面が他のJr.が書いてあるいわゆる★リバうちわを使っていた。

リバだと気づいた淳太くんは、その子が淳太くんの名前ではない面を見せていた時に、笑顔で「裏返せ」とその子に合図し「淳太」にさせたという話だ。

その話を聞いたヲタクたちは「淳太くんこえーwwww」ってなったのだが、彼にとってはやはりリバは許せないらしかった。

 

私は以前の「フォト一揆

yamjr.hatenadiary.j

のブログにも書いたが、元々掛け持ちには何の抵抗もなかったが、関西Jr.のファンの自担をデビューさせようという気持ちから掛け持ちを嫌う風潮や、淳太くんのように本人たちが「浮気」を許さない姿勢だったこともあって「かけもち」はしないスタンスに変わった。

「浮気」とは何か、「かけもち」とは何か、「担当」とは何か、という議論になるのだが、この「かけもち」と「担当」についてはいつかこのブログで語りたいと思っているものの、ジャニヲタ的には根が深いものなので片手間でかける議題ではないと思っている。

なので、今日はそこまで深いところには手を出さないでおこうと思っているが、「浮気」についてもなかなか人により見解が分かれる話だと思う。

私が思うに淳太くんが言っている「浮気」とは、自分のファンの子が自分以外の人に沸いていることであろう。

それはテレビや雑誌を見て沸いているくらいならばいいのか、他の人のためにコンサートなどの現場に行って初めて「浮気」と認定されるのかは淳太くんと腹を割って話してみないとわからないが、ざっくりと言えばそういうことだろうと思う。

しかしながら、本人にとっては自分のファンが自分を好きと言ってくれてCDを買ってくれたりコンサートに来てくれれば、他の人に沸いていたとしても関係ないような気もする。

言い方は悪いが、自分のためにお金を落としてくれさえすればその人があと誰に沸こうと関係ない、というスタンスが普通なのではないか。

もちろんそういうスタンスのアイドルもいるだろうし、別に特に「掛け持ち」について何も思わない人も多いだろう。

ではなぜ淳太くんは「浮気」を嫌うのか。

そもそも淳太くん一人に対して、ファンは何万人といるわけだから、淳太くんにとっては「1対大勢」の関係である。

にも関わらず、何で自分のファンには対淳太くん一人であることを強要するのか。

「不公平ではないか!」と冷静になると思うのだけれど、中間淳太という人物はきっと実際には「対大勢のファン」ではあるものの、「ファン」を塊で見ているわけではなく一人ひとりをファンとして認識しているのだろうなぁと思う。

松竹座という小さなハコで長く関西ジャニーズJr.として頑張ってきた彼にとっては、ファン一人ひとりの顔を見ながら自分のファンと対峙してきた。

だからこそ、自分のうちわを持っている子が他のJr.を見ていたりファンサを求めていたりする姿にも気付くし、それに対していちいち感情を持ってきたのだろうと思う。

デビューしてもなおその気持ちを持ち続けていることに嬉しく思ったし、淳太くんのファンの方々は淳太くんのそのような気持ちを汲んであげたうえでその気持ちを素直に受け取ればいいのではないかと思う。

どのようなスタンスでファンになるかはその人の自由であるし、誰かに強制されるものではない。

上記で述べたことは淳太くんに直接聞いた話でもなく単にヲタク一人の意見であるが、ただ自分の大好きな人がどのような思いでこんな発言をしたのかなぁと考えることは、ファンとしては決して無駄な時間ではないのではないだろうか。