本気出せばヲタ卒なんていつでもできるし。

社会人ジャニヲタがジャニーズとヲタクに関して勝手に考察しているブログです。

フォト一揆から一夜明けて

昨日8月26日は夏の松竹座千秋楽だったとツイッターを見て知った。

今年も熱いフォト一揆が繰り広げられている様子がTLから伝わり、

「あー懐かしいなー。みんな頑張ってるなー。」など夏の風物詩的な感覚で眺めていたのだが、

フォト一揆に関して自分のブログを紹介して頂いていた方がいたようで一気にアクセス数がとんでもないことになっていて驚いた。

こんなくだらないブログを多くの方に読んで頂いたようで恐縮しきりである・・・

こっちも軽い気持ちで書いているので、読んで頂いている方も軽い気持ちで流して頂ければと思う。

 

さて、昨日フォト一揆があそこまでツイッター上で話題になった背景には、あるツイートの存在が一因になっていたようだ。

 

「フォト一揆に参戦したため、手元に300セットほどフォトセットがあります!お譲り希望の方はご連絡ください」

 

これを見た方々が、「私たちの時代はフォト一揆で手にしたフォトを売るなんてことはありえなかった!ただでみんなに配るもんだろうが!!!」ってことになって、お怒りであった。

私もそのツイートを見て驚いた一人だ。

前回の記事

yamjr.hatenadiary.jp

でも書いたように、フォト一揆とは「自担にわずかながらの収入を与えるため、および自担の人気を事務所に知らしめるため」に行われるものである。

それは「無償の愛」どころかこちら側の一方的な「有償の愛」である。

当たり前ながらフォト一揆に参加するにはある程度のお金が必要で、かつそれにかかるお金は自担のために費やしたものなので回収を目的としない。

「自分は自担のためにこれだけお金を使ったのだ」とむしろ清々しい気持ちになり、それと共に手元に大量のフォトセットが残る。

「フォト一揆」に参加する人々には、さらにここからまだ重要な役割が残っているのだ。

手元にある大量のフォトセットを「自担をどうぞよろしくお願いいたします」とばかりに、まるで選挙活動のように無料で松竹座で配り歩く。

50セット100セットを配り歩く中で、たった一人でもその写真を見て「あっ、カッコイイな」と思ってファンになってくれるかもしれない。

ファンになってくれなくても、自担のフォトセットを色々な人の目に触れさせることで興味を持ってくれるかもしれない。

「自担のために何かしたい」と考える関西担が、フォトセットを使って余すことなく自担に貢献する、それが「フォト一揆」なのである。

 

だからこそ、前述のように「フォト一揆で得たフォトを定価で譲る」というのは多くの人にとって違和感なのである。

もちろんフォト一揆に巻き込まれ、欲しかったのに買えない人もいたかもしれない。

そのような人には10セットでも20セットでもあげて、「あなたも周りのお友達に配ってください」と言えばいいのだ。

それがフォト一揆に本気で参加する人の心意気ってものである。

 

「フォト一揆」に関して色々な意見があるのは百も承知だし、自分のお金で買ったフォトセットをどう使うかはその人の勝手である。

しかしながら、例えそれが自己満であろうと「フォト一揆」に参加する関西Jr.のファン心理にはもっともっと深いものがあるのだと知って頂ければ幸いである。