本気出せばヲタ卒なんていつでもできるし。

社会人ジャニヲタがジャニーズとヲタクに関して勝手に考察しているブログです。

大人のジャニヲタ

「ジャニーズは中高生のためのものである」

 

よくこんな発言を耳にする。

私自身、自分が中高生のときはそんな気がしていたし、中学生の時にはジャニーズが好きだったが高校生のときにはヲタ卒してた私は、まだジャニーズが好きな友達に対して「えー!まだ好きなの?高校生なんだからいい加減卒業しなよ」ばりの発言をしていた気がする。

しかし出戻りをして現場によく行くようになって気づいたことは、

「ジャニヲタは断然大人が多い」

ということである。

私が何年も前に初めてタッキーの舞台を見に行った時、年齢層の高さに驚いた。

私の母親世代や杖をついた品のあるおばあさまもいらっしゃった。

もはや大人のヲタクなしではジャニーズは成り立たないと断言できる。

結局お金を持っているのは大人なのである。

グッズをいくらでも買い込めるのは大人だし、1公演6000円から12500円の公演に何回も入れるのは大人なのである。

公演のリピーターがいるおかけで1ヶ月の舞台や全国ツアーなどは成り立っている。

そもそも1人につき1公演の計算では、「全国ツアー10都市25公演30万人動員!」とか達成できるわけがなく、実際のところ4分の1くらいの人しかいないだろう。

 

また、大人はお金を持っているというほかにも理由がある。

昔よりアイドルの賞味期限は格段に延びたことも大きいだろう。

昔は「アイドル」というと16歳とかでデビューし20歳そこそこで引退なんてよくある話だった。

しかし今はSMAPが第一線で活躍していることからわかるように、40歳を超えても「アイドル」という職業が成り立っている。

これはジャニーズのひとつの功績でもある。

若くてカッコイイ少年がダンスを踊って歌いながらファンに手を振っているというアイドル像なんて、とうのむかしの話で、映画や舞台で本格的な演技もやるし、畑だって耕す、コントなどの汚れ役もやればニュースキャスターも務めるなど、人知れず苦悩と絶対的な努力のうえに40代を超えても幅広く活躍しているのだ。

そうなるとファンだって年齢層が広がる。

自分が中学生のときに好きになった同年代のアイドルと共に自分も年を取っていくのだから。

 

そんなわけで「大人のジャニヲタ」は世の中にたくさんいるのだけど、

別にだからといってそれがいいとか開き直っているわけではない。

そもそもアイドルの賞味期限が延びたとか言っている割には、自分は同年代ではない10代のJr.担だし(笑)

定期的に郵便局のATMに諭吉をせっせと投入する生活に「このままではいけない!」と思って、気持ちはいつでもヲタ卒を目指している。

ただまだヲタ卒に本気を出していないだけである・・・